![]() ★日常的秋マーにて。 除夜の鐘をつきに近所の寺へやって来た二人。 マー坊ははしゃいで鐘をついてる。 一方、近所のオッサン達に御神酒を振るわれる秋生。 秋生は酒に強い。ハッキリ言ってザルである。 「い〜飲みっぷりだべな〜」 「よー秋生ちゃんもっと飲め飲め」 とやんややんやと引っきりなしに酒をつがれている。 秋生も「オ〜…」とそれに答えている。 秋生は年上の者から好かれる。 もちろん、その落ち着いた性格から年下の者からも好かれるが。 年少とは分かっているが、それでも無理なく話が通じる感がある。 「あ〜アっちゃんばっかズリ〜よォ!」 オッサン達に紛れている秋生の所にやってきたマー坊。 「オッチャン、オレも〜!」 負けじと湯のみを突き出す。 「オーオー、飲め!」 親父達は若者に酒を飲ませるに上機嫌である。 「オイ、マー坊やめとけって…」 酔っ払うだろ、オメーは…と秋生は呆れ気味。 ![]() 「あ〜…ねみィ…」 秋生に張り合って御神酒を飲んで、足元が覚束ない真里。 微妙にフラフラしている。 「だからやめとけっつったべ…?」 真里は秋生の腕につかまって頭を預けてくる。 「だってさぁ…」 「ちっと休憩すっか?」 別に急いで帰る理由なんて無い。 むしろ真里が自分の腕にすがりついてる、この状況。 もう少しこのままでいたい。 …ずっとこのままいたい。 秋生はドッカリと土手に腰を降ろして真里を引っ張る。 真里はおとなしく秋生の横に座って、その体を預けてくる。 秋生にもたれかかってうとうとしている真里。 秋生はそんな真里に腕を回して肩を抱く。 「…ん?」 ぼんやりしていた真里は頬に冷たいものを感じて目を明ける。 「…オー、降ってきたナ…」 二人して空を見上げる。 上空からはハラハラと白い雪が落ちてくる。 「ん…でも別に寒くねェよ?」 二人ともアルコールのせいで体は火照ったように温かい。 「それにー、こーしてたらアっちゃん温いしィ…」 そう言ってまた秋生に頭をもたせかける。 「まーな…」 スースーと規則的な寝息を立てている真里。 火照った頬が赤くそまっている。 なんの疑いも警戒心も無く、安心しきって無防備な姿を見せる真里に苦笑する。 (バ〜カ…知らねェぞ) 秋生は思う。 (オレだって我慢きかねぇトキもあんぜ…?) ──それに知ってる。酒入ってるトキってだいたい記憶ねェ事。 規則正しい呼吸を繰り返す真里にそっと顔を近付ける。 そして、その唇に静かに触れる。 時間的にはほんの僅かな時間。 「ん…」 秋生はおとなしく真里の唇から退く。 「…?…アっちゃん、ナンかした?」 ぼんやりと秋生を見ながら微妙な違和感に?顔の真里。 「ナンもしてねェよ?」 嘘だったけど、秋生はいつもの表情で言う。 「…そー?」 真里はあまり気にする様子も無く、また目を閉じる。 「もーちょっと待って…目ェつぶってるだけ、だか、ら…」 最後の方はあやふやな発音で言う真里。 「別にいくらでも待ってやっから」 真里の耳元で優しく囁く。 「んー…」 秋生は堂々と間近で真里を観察出来てむしろ嬉しい。 真里が何か言う度に、その唇に先程まで自分が触れていたのを思うと興奮する。 そんな自分に苦笑しながら秋生は思う。 (今年はえらく幸先いーな…?) (とりあえず、新年早々マー坊と二人きりだし) (マー坊にはワリーけど、巧い具合に…勝手に…頂いちまったし) (出だしとしては、かなり上々なんじゃねー…?) おめでたい、オレ。 秋生はそう思ったが、年明けてめでたいんだし別にイイだろ?と思う。 ちっとくれーおめでたくても。 そういえばまだアレ言って無かった。 新年あけましておめでとうってヤツ。 …マー坊の目が覚めたらちゃんと言おう。 でもって、今年もよろしくって。 あ…アっちゃん、勝手に…(笑) 微妙に話が変なのは正月暇だったので、ケータイから自分のメールにポチポチ打ってたせいらしいです。 補足がありました…。↓ コレ、年明けて、アッちゃんちへの帰り道なんです。 で、雪降る中でウトウトなんてしてると風邪ひくだろ…と思う(笑) 酔っ払って、ホカホカしててそのまま道で寝ちゃって、凍死…とか新年早々ヤバイよ。 通報されるぞ。 ![]() この辺、龍マー。当時こんな事言ってたよ↓ 各カップリングにテーマソングとかってありますか? 私は、まあ、微妙にあります。 龍マーはミッシェル。 最近の曲だと『エレクトリック・サーカス』とかどうでしょう? ミッシェルの曲って雨の降る深夜とかイメージします。 ええ、龍マーはそんなイメージで(笑) (※ミッシェルファンの方ごめんなさい…) 例の龍マーSSではなかなか反撃出来ないマー坊なので、この辺で強気マー坊を…。 やはり強気受けが良いですな。 ![]() 当時こんな事を言ってたよ↓ 事後。コトが終わった後(笑)は。 美味そうに一服ですね、喫煙者は。 18巻でリョーちゃんを血祭りにした後はとても美味そうに。 とてもイタブリ系。Sの人。私にそう決定づけた瞬間です。 龍マー・体育倉庫エロの事後にも一服してもらいます。(だから何だ!笑) エヘ、そういう仕草が好きなんです。萌えるんです。 しかしこの龍也はまだ何だかイラツキ顔。 ![]() ★証明してみな…? 小説4巻で八尋に言ってた。 ふふふ、強気受けめ。とか思った(←オカシイ人) で、龍也にもそんな感じで言って欲しいのです。 それもアップでね。 戻る (2006/12/05) |