アッちゃんは婿です。入り婿です。
マー坊的にはどっちでもいいのですが、アッちゃん的には嫁入りが嫌だったらしい…。
しかし実際、家事をするのはアッちゃんなのでヨメみたいなモンだが…。
アッちゃん的には大きく違うらしい。
というわけで、鮎川姓になっております。
（しかし秋マーで…）
１０３号室：鮎川
ある朝。ＡＭ７：００。
ピピピピピ……
「…ん〜」
「…眠ィ…」
目覚ましの音に心地よい眠りから覚まされる二人。
マー坊は一度目が覚めると、起きてしまうタイプ。
アッちゃんは目が覚めてからもウダウダしたい。
「オーイ、アッちゃ〜ん…朝だよ〜？」
目覚ましを止めながら、隣でウダウダしているアッちゃんをユサユサする。
（もちろん新婚さんなので一つのお布団で寝てます）
そもそもアッちゃんの出勤時間は９：００であるのに。
真嶋商会は徒歩５分なので、その気になればもっと寝てられます。
…しかし。
アッちゃんは二人分の朝食とお弁当を作らねばならないので（笑）
出勤時間２時間前に起きるのです。
「アッちゃ〜ん」
「…ん、マー坊〜…」
間近にあるマー坊の顔を引き寄せて、おはようのチュウ。
…新婚さんなので（笑）朝からラブってます。
朝からイチャイチャだい！！（笑）
そんな感じでチュッチュしてたら、昨日の晩の事が思い出されて。
朝から（…朝だから？）そういう感じになっちゃうアッちゃん。
「あ〜、ダメだよォ…もう、起きねぇと〜」
「…ちっとだけ…」
ちょっとで済むのかと突っ込みたい。
アッちゃんは何だか目は覚めたみたいですが、まだ布団から出る気はないようです。
マー坊の着ているＴシャツをたくし上げ、素肌に手を、そして唇を這わせる。
「…あッ……」
…そんな感じで朝から一回。
で、終わったら二人ともしばしぼんやりウダウダ。
「…ん？？」
横でまたウトウトしてるアッちゃんを見て。
「アッちゃん…もう起きろって〜！！」
「はっ？！」
ガバッと起き上がるアッちゃん。
時計を見るともう８：３０になっている。
今から朝食作って弁当入れるのは大変だよ？！
そんなこんなでアッちゃん大慌て。
とりあえず、朝ごはんだけは作ります。マー坊がお腹空かすし。
弁当は…昼休みに真嶋商会で待ち合わせて食べに行くということで…。
で、あわてて朝の用意するアッちゃんにつられて何故かマー坊も大慌て。
「オウ、マー坊！そこのジャンパーとってくれ！」
「ホイ！」
とても慌しくアッちゃんご出勤。
「んじゃ、行ってくんべ？」
「うん」
ちゃんと玄関先まで送り届けてあげるマー坊。
「じゃあ、昼にウチでナ…？」
未だに真嶋商会をウチと言ってしまう…。
「うんｖｖ」
いってらっしゃいのチューは忘れずに（笑）
それも玄関の外で！
誰かに目撃されそうだ…。
「んじゃよ」
チュッと軽いキスを交わして（やっと）真嶋商会へ向かうアッちゃん。
……もちろん、猛ダッシュです。
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そして染井さんが書いてくださいました〜〜ｖｖ
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「アッちゃ〜ん！マフラー忘れてるよ！それと行ってきますのちゅうも！」
「ん。」 「………」 「………」 「？？アッちゃん？」 「いつも言ってんけどキスすん時くらい目ェ閉じろよマー坊…」 「えー？だってアッちゃんの顔が見えなくなっちゃうのって何か嫌じゃん？」 「………」 「どしたのアッちゃん？顔があかいよ？もしか風邪…」 「な、何でもねえよ…！」 「そう？ならいいけど…ほら！遅刻しちゃうよ！？」 「ん。」 ちゅっ 「じゃ、行ってくる」 「行ってらっしゃい。後でおべんと持ってくからね！」 「おぅ」 |
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↑は染井さんによる秋マー・ラブラブ絵と文です。
くう、見てると幸せになる感じの秋マーでございます！！
はー…幸せだなぁ…。
(2004.1.18/2.28)
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